大分トリニータがJ1に昇格【写真:Getty Images for DAZN】
明治安田生命J2リーグの今季最終節となる第42節の試合が17日に行われた。今季の全日程を終えた結果、1位の松本山雅FCと2位の大分トリニータが来季J1への昇格を決めている。
首位の松本を1ポイント差で追っていた大分はモンテディオ山形と対戦し、前半18分に先制。そのまま試合を終えれば優勝を飾れるところだったが、後半アディショナルタイムに同点ゴールを奪われて優勝を逃した。だが2位での昇格を勝ち取ることには成功した。
大分は2003年にJ1に初昇格。2008年にはクラブ最高順位となる年間4位で終え、ナビスコカップ(現YBCルヴァンカップ)優勝も飾った。だがその翌年には17位でJ2降格。2013年にJ1へ復帰したが、1年で再びJ2への逆戻りを強いられた。
2014シーズンのJ2を7位で終えたあと、2015シーズンは21位となり、入れ替え戦に敗れてJ3へ降格。J1経験チームとしても主要タイトル獲得チームとしても初めてJ3に降格したチームとなった。
だが1年でJ2への復帰を果たし、昨季は9位。今季は2位となり、6シーズンぶりのJ1復帰を決めた。J3で戦ったことのあるチームがJ1へ昇格するのも大分が初の例となる。
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