クロアチア代表のイヴァン・ラキティッチ【写真:Getty Images】
クロアチア代表のMFイヴァン・ラキティッチは、負傷のため代表チームを離脱してバルセロナへ戻ることになった。英メディア『スカイ・スポーツ』などが伝えている。
クロアチア代表は現地時間15日に行われたUEFAネーションズリーグ・リーグA第5節の試合でスペイン代表に3-2の勝利を収めた。だがラキティッチはこの試合で太ももを痛め、途中交代を余儀なくされていた。
クロアチアがスペイン戦に勝利を収めたことで、17日に行われるクロアチアとイングランドとの対戦は、勝ったチームが準決勝へ進出するという大一番となった。だがズラトコ・ダリッチ監督は、ラキティッチがこの試合を欠場することを明かしている。
「彼はバルセロナへ戻る。深刻な負傷だ。負傷が深刻なものである可能性があるのなら休ませる。今のイヴァンは100%の準備ができる状態ではない。残念ながら彼を欠いて戦うことになる」と指揮官は語った。
正確な負傷の程度については今後の検査を待つ必要があるが、監督の言うように「深刻」であれば、バルサへの影響も懸念される。ただし、ラキティッチはリーガエスパニョーラの前節ベティス戦で退場となったため、いずれにしても24日のアトレティコ・マドリー戦に出場することはできない。
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