ブラジル代表のネイマール【写真:Getty Images】
現地時間16日にロンドンで行われた国際親善試合で、ブラジル代表はウルグアイ代表に1-0の勝利を収めた。決勝点となったのはエースのFWネイマールのゴールだった。
ネイマールは11分に左サイドからのクロスに合わせてゴールネットを揺らしたが、これはオフサイドの判定でノーゴール。だが76分にはPKを決めてブラジルに先制点をもたらし、この1点が決勝点となった。
このゴールはネイマールにとってブラジル代表通算60点目となる節目のゴール。ブラジル代表史上3人目の60ゴール達成であり、レジェンドであるペレ氏(通算77点)とロナウド氏(62点)の記録に次いでいる。
ネイマールはウルグアイ戦の出場で代表95キャップとなり、通算出場数でも歴代10位に浮上した。95試合で60ゴールという成績は、98試合で62ゴールを挙げたロナウド氏とほぼ同程度のペースだ。
歴代1位のペレ氏は通算92試合で77ゴールを記録。サッカーのデータ収集を手がける『RSSSF』によれば、ペレ氏は63試合の時点で60ゴールを達成しており、ロナウド氏やネイマールよりはるかに速いペースだった。
しかし、ペレ氏が60ゴール目を決めたのは1968年11月のメキシコ戦で、28歳のときだった。現在26歳のネイマールには、最終的な通算得点数でペレ氏を上回り歴代1位となるチャンスも十分にありそうだ。
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