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森保監督「勝ちきれなかったのは課題」。渋滞脱出に協力したサポーターには感謝

text by 編集部 photo by Shinya Tanaka

日本代表
日本代表の森保一監督【写真:田中伸弥】

【日本 1-1 ベネズエラ キリンチャレンジカップ2018】

 キリンチャレンジカップ2018の試合が16日に大分で行われ、日本代表とベネズエラ代表が対戦。結果は1-1のドローに終わった。

 日本は前半39分、FKからのクロスにボレーで合わせた酒井宏樹が代表初ゴールを決めて先制。だが81分に酒井の与えたPKから同点ゴールを許し、最後まで攻め続けながらも勝ち越しのゴールは奪えなかった。

 森保一監督は試合後に、「選手たちはなかなかウォームアップもできない状況の中で最善の準備をしてくれて、先制点を奪うことができた。追加点を奪って勝ちきりたかったところですが、そこを課題として、しっかり勝ちきれるように考えていきたいと思います」とコメントした。

 試合前には大渋滞に巻き込まれたチームバスのスタジアム到着が遅れ、キックオフの延期も懸念される状況となった。最終的に予定通りのキックオフが可能となったことについて、指揮官は感謝の思いを述べている。

「試合前にすごく渋滞になって、間に合わないかなと思ったところで、大分の警察が先導してくださって、サポーターの皆さんも試合に間に合わなかった方が多かったと思うんですが、道を開けて譲ってくださった。試合をできるように尽力していただいて、本当にありがとうございました」

 そのサポーターに勝利を届けられなかったことには「残念」と森保監督。今後の試合に向けては「サポーターの皆さんに喜んでいただけるように準備していきたいと思います」と意気込みを見せた。

【了】

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