酒井宏樹が代表初ゴール
日本代表の酒井宏樹【写真:田中伸弥】
【日本 1-1 ベネズエラ キリンチャレンジカップ2018】
日本代表を率いる森保一監督は、就任後最初の試合となったコスタリカ戦で3-0快勝。それ以降、パナマ戦(3-0)、ウルグアイ戦(4-3)と続いて勝利をおさめ3連勝を飾っている。そして今回、FIFAランキング29位のベネズエラ代表を大分スポーツ公園総合競技場に迎えて対戦した。
代表初ゴール以降、3戦連続でゴールを決めている南野拓実は先発出場。GKシュミット・ダニエルは代表初出場を果たし、大迫勇也や中島翔哉、堂安律などもスタメン出場を果たした。一方でベネズエラは、ニューカッスルに所属する武藤嘉紀と同僚のサロモン・ロンドンを先発起用している。
試合開始して3分、堂安からパスを受けた中島がシュートを放つもボールはゴール上に外れた。すると11分、佐々木翔のパスミスからベネズエラのロンドンに決定機。先制点を奪われそうになるが、ゴールラインギリギリのところで冨安健洋がカバーに入り失点を免れる。
26分にはゴール前でパスを繋ぎ、最後はフリーの堂安がシュート。決定的なシーンだったが、わずかにゴール左に外れた。それでも39分、フリーキックに酒井宏樹がダイレクトで合わせ先制点を決める。
しかし81分、その酒井がペナルティーエリア内でホセフ・マルティネスを倒してしまいベネズエラにPKを献上。このPKをトマス・リンコンに決められて同点に追いつかれてしまった。後半アディショナルタイムに吉田麻也がゴールを決めるもオフサイドの判定。結局、試合は1-1の引き分けに。残念ながら、史上初の初陣から4連勝は実現しなかった。
【得点者】
39分 1-0 酒井(日本)
81分 1-1 リンコン(ベネズエラ)
【了】