伊藤達哉【写真:Getty Images】
ドイツ2部のハンブルガーSVに所属するDF酒井高徳がチームメイトでU-21日本代表に選出されたFW伊藤達哉について話したと独メディア『キッカー』などが伝えている。
伊藤は今季ここまでリーグ戦13試合中8試合に出場するも、ここ3試合は欠場となっている。昨季に比べると今季の伊藤に物足りなさを感じるが、そんな後輩に酒井は「ハンブルクでの彼に対する期待値は大きなものになった。ただ上手くいかなくなると、ファンは決して大人しくはしない。そういった経験を、まだ若い彼は味わったことがなかった」と話した。
今季は背番号11をつけて期待されていたが、ユース時代から指導を受けていたクリスチャン・ティッツ監督の下でも思うように結果が出せず、その後に就任したハネス・ヴォルフ監督の下でも厳しい状況に立たされている。
だが、伊藤が今回U-21日本代表に選ばれたことで、酒井は「できれば長いプレータイムを得て、気持ちを切り替えて、そして良い感覚を持って帰ってきてほしいですね」と酒井は期待している。
伊藤はU-21日本代表で気持ちを切り替え、クラブでまた輝くことができるのだろうか。
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