日韓W杯制覇、セレソンの最強トリオ
ブラジル代表の3R【写真:Getty Images】
3R(ロナウド、リバウド、ロナウジーニョ)
2002年日韓ワールドカップを制したブラジル代表だが、南米予選で苦戦するなど前評判は決して高くなかった。そんな中、別格の存在感を放ったのが前線のロナウド、リバウド、ロナウジーニョだった。それぞれの名前の頭文字を取って『3R』と呼ばれたこのトリオは桁外れの個を見せた。
まだ若かったロナウジーニョはイングランドとの準々決勝で超ロングFKを決めるなど、遊び心溢れるプレーで観衆を魅了。キャリアの絶頂期を迎えたリバウドも左足に魔法を込めた。
そして、膝の大怪我から復帰してまだ日が浅かったロナウドは、コンディションが不安視されたが本大会で爆発。決勝での2ゴールを含む8得点で得点王にも輝いた。また、前髪以外を剃り落とした「大五郎カット」も話題となった。
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