レアル・マドリーのサンティアゴ・ソラーリ監督【写真:Getty Images】
アルゼンチンのレジェンドであるディエゴ・マラドーナ氏は、レアル・マドリーの新監督に就任したサンティアゴ・ソラーリ氏が長続きすることはないと予想している。スペイン『マルカ』紙がインタビューを伝えた。
マドリーのBチームを率いていたソラーリ氏は、トップチームのフレン・ロペテギ前監督が解任されたことで暫定監督に就任。4戦4勝と好成績を残し、13日に正式監督就任が発表された。2021年6月までの契約が交わされている。
だが、メキシコのドラドス・シナロアで監督を務めるマラドーナ氏は、同じアルゼンチン出身のソラーリ氏が長期政権を築くことは難しいと考えているようだ。アルゼンチン代表で暫定監督を務めるリオネル・スカローニ氏と同じ状況だと語った。
「どちらの場合も、あれほどのチームを支えられるほどのバックグラウンドはない。アルゼンチンサッカー協会の会長とマドリーの会長が決めたことだが、あまり長く続くとは思えない」とマラドーナ氏。同様の状況で就任したマドリー元監督のジネディーヌ・ジダン氏は成功を収めたが、「ジダンという名前ならスカローニやソラーリとは事情が違う」と話している。
一方でマラドーナ氏は、現マンチェスター・ユナイテッドのジョゼ・モウリーニョ監督を世界最高の監督に挙げている。ジョゼップ・グアルディオラ監督よりも優れているとして、「何の疑いもなく彼こそが最高」とモウリーニョ監督を称えた。
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