日本代表の佐々木翔【写真:Getty Images】
日本代表は13日、16日に大分銀行ドームで行われるキリンチャレンジカップ2018のベネズエラ戦を前にした合宿2日目の練習を行った。
来年1月に開催されるアジアカップ前最後のテストマッチで佐々木翔は代表に選出されている。一方で同じポジションの長友佑都は肺気胸のため今回選出されていない。ポジション争いという意味ではチャンスとなるが佐々木は「自分のプレーをしっかりしないことには競争も何もないと思う。まずは自分のプレーをしっかりすること。それが競争に繋がっていくと思うので。誰がいる、どうこう関係なく、しっかり自分のいいところ、パフォーマンスを出すというのが大事だと思うので、練習からしっかりやっていきたいなと思います」と語っている。
今は左サイドバックとして争う位置に来ている中で、9月以降自分の中で変わってきたことはあるか聞かれると「気持ちの面ではやっぱり大きく変化はありますね。高いレベルを見られているというので、より成長したい、しなくちゃいけないというのは感じますし。ただね、実力として大きく成長できているか、伸びているかというところは、やっぱり自分としてははっきりとわかるものではないです。ただそういう伸びているという自覚、自信を持ちながらやるということが大事だと思うので、やっぱりそういうのを試合に繋げないといけないと思うんで。言葉としては難しいですけど、ただ本当に試合で発揮して、チームを勝たせる結果を出すというのが大事なのかなと思います」とコメントしている。
(取材:舩木渉、文・構成:編集部)
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