日本代表は13日、16日に大分銀行ドームで行われるキリンチャレンジカップ2018のベネズエラ代表戦を前にした合宿2日目の練習を行った。

　原口元気は所属するハノーファーで5試合連続出場中だ。「コンディションが上がったのがよかったですね。ホントに4試合フルで出れたし、最後ちょっと出れなかったですけど、チーム勝てなかったんで、それも仕方ない、そういう世界なんで、勝てなければ変えられるし、その中である程度、連戦もやったし、ブンデスを久しぶりに味わった1ヵ月だったかなと思います」と現状について話をしてくれた。

「あとは得点が欲しい？できれば前で出たいけど、ウイングバックもやったし、サイドバックもやったし、トップ下もやったし、ホントにいろんなところやったんで」と様々なポジションが出来るが故の苦悩を明かした。

　代表では主に2列目でプレーする原口には同じポジションでプレーする堂安律、南野拓実そして中島翔也といった選手にないものを要求されている。「波に左右されないようなパフォーマンスを出せると思ってるので。まあ練習や親善試合っていうより、大会とかでそういうものは出ると自分では思ってるけどね」と若手選手には経験と安定感で勝負するようだ。

「長丁場というか、難しいシーンと言うか、難しい試合もあると思うので、そういうところで粘り強くやれたりするというのはもしかしたらすごくチームのためになるかなと思ってますけどね」と来年1月にアラブ首長国連邦（UEA）で開かれるアジアカップに向け今合宿でアピールできるのだろうか。

（取材：元川悦子、文・構成：編集部）

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