日本代表の森保一監督【写真:Getty Images】
日本代表は12日、16日に大分銀行ドームで行われるキリンチャレンジカップ2018の対ベネズエラ代表戦を前に大分市内で合宿を始めた。
森保一監督は今年最後となる代表戦について「全ての試合で無駄にしていい試合はないと思いますし、今回の大分でのベネズエラ戦も我々が成長するために非常に大切な試合になると思います。キリンチャレンジカップの2試合をこれまで以上の成長が感じ取れるようにしたいと思いますし、アジアカップに向けて、いい戦いができればというふうに思ってます」と語った。
ベネズエラはワールドカップ出場こそないもののFIFAランク29位と日本の50位を上回る強豪だ。試合のポイントについて問われると「個の部分をもっと選手には上げて行ってもらって、チームの成長、さらにできるようにという意識を持ってやっていってほしいと思います。またできていることをさらにできるようにしていくということをやっていければと思います」と話した。
前回のウルグアイ戦では吉田麻也が代表のキャプテンを務めた。今回の主将について森保監督は「そこはまた改めて言うことではないと思いますけど、吉田に引き続きやってもらおうと思ってます」と経験豊富な30歳に引き続き大役を任せる事を明らかにした。
「まずは勝利にこだわって、チームで戦うということ、そして、大分でスタジアムに足を運んでくださる方々が喜んでくださるように、試合が終わった後に笑顔で帰っていただけるように、テレビやいろんなメディアの媒体を通して日本代表を応援してくださる方々がホントに喜んでもらえるような戦いをしたいと思います」と意気込みを語る森保監督。2018年最後の2連戦でさらに進化した日本代表を見せる事が出来るのだろうか。
(取材:元川悦子、文・構成:編集部)
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