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Jリーグ 6年前

長崎、17位以下が確定も諦めるのは早い。柏はラスト2戦を新監督に託す【J1残留争いの現状】

text by 編集部 photo by Getty Images

まだ最下位も決まっていない

 今節の結果を受け、残留が確定していないのは11位・横浜FMから下のクラブとなった。町田の動向はひとまず置いておくとして、現実的に自動残留の15位以上を争うのは14位以下の湘南ベルマーレ、サガン鳥栖、名古屋、柏の4クラブだ。

 このうち最も立場が厳しいのは柏。6日に行われた鹿島アントラーズ戦(2●3)後、加藤望監督を解任。岩瀬健コーチ兼アカデミーヘッドオブコーチが残り2試合で指揮をとることになった。

 柏としては2連勝でシーズンを終えることがマストだ。仮に次節のセレッソ大阪戦を落とすと、その時点で17位以下が確定する。また、柏が2連敗し、長崎が2連勝すれば、下位2チームの順位も逆転する。自動降格かプレーオフに回るかどうかは町田次第という状況だが、とにかく残り試合を全て勝利しなければ話にならない。

 勝利のみが求められるのは湘南、鳥栖、名古屋も同じで、油断すれば足をすくわれる危険性も否定できない。最下位すら決まっていない大激戦の残留争い。文字通り死闘を制し、最後に笑うのはどのクラブになるだろうか。

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