レアル・マドリーのサンティアゴ・ソラーリ暫定監督【写真:Getty Images】
リーガエスパニョーラ第12節の試合が現地時間11日に行われ、セルタとレアル・マドリーが対戦。アウェイのマドリーが4-1で勝利を収めた。
MFカゼミーロが序盤に負傷交代を強いられながらも、マドリーはFWカリム・ベンゼマのゴールで先制。後半にも相手オウンゴールとDFセルヒオ・ラモス、MFダニ・セバージョスのゴールでリードを広げて快勝した。
成績不振のためフレン・ロペテギ前監督を解任したマドリーだが、サンティアゴ・ソラーリ暫定監督がチームを率い始めてから調子を取り戻した。コパ・デル・レイ(スペイン国王杯)とチャンピオンズリーグの試合を含めて4戦4勝を飾っている。
スペイン紙『マルカ』などが伝えるところによれば、マドリーの新監督が就任から4連勝を収めたケースは6人目。過去にはホセ・アントニオ・カマーチョ氏(2004年)やマヌエル・ペジェグリーニ氏(2009年)なども達成していた。だが4戦4勝で得失点差プラス13という成績は、ペジェグリーニ氏のプラス12を上回り、クラブの116年間の歴史で「史上最高のスタート」となっている。
スペインでの規定により暫定監督がチームを率いることができるのは2週間まで。12日にはソラーリ氏を正式監督に任命するかどうかの決断が下されることになる。チームを復調させたソラーリ氏にこのまま指揮を委ねることになるのだろうか。
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