カンボジア代表の実質的監督を務める本田圭佑【写真:Getty Images】
カンボジア代表の実質的監督を務める本田圭佑は、12日に行われるAFFスズキカップ2018のミャンマー戦で同代表チームの指揮を執るとみられている。『FOXスポーツ』アジア版が伝えた。
オーストラリアのメルボルン・ビクトリーで現役選手としてプレーしながらカンボジア代表を率いるという超異例の“二足のわらじ”を履いている本田。だがビクトリーでの試合に出場するため、カンボジア代表の試合にはベンチ入りできない場合も多い。
就任初戦となった9月10日のマレーシア戦では本田が指揮を執り、結果は1-3の敗戦に終わった。だが10月に行われた2試合ではベンチ入りできず、監督ライセンスを持たない本田に代わって正式な監督を務めているフェリックス・ゴンサレス氏がチームを率いた。
カンボジア代表は現在東南アジア王者を決める大会であるAFFスズキカップ2018に出場しているが、その初戦のマレーシア戦も本田不在で行われた。だが『FOXスポーツ』がカンボジア代表に近い筋からの情報として伝えたところによれば、12日に行われるミャンマー戦では本田のベンチ入りが見込まれるとのことだ。
今週末はインターナショナルウィークとしてAリーグの試合も中断されるため、本田はミャンマー戦に続いて20日のラオス戦でもカンボジア代表を指揮することができそうだ。本田不在中の3試合も1分け2敗とここまで未勝利のカンボジア代表だが、新体制初勝利を挙げることができるだろうか。
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