ヘルタ・ベルリン戦でゴールを決めた宇佐美貴史【写真:Getty Images】
現地時間10日、ブンデスリーガ第11節の試合がドイツ各地で行われ、フォルトゥナ・デュッセルドルフはホームでヘルタ・ベルリンと対戦し4-1で勝利した。
この日の主役はデュッセルドルフに所属する宇佐美貴史だった。両チーム無得点で迎えた50分、ペナルティーエリア内でボールを受けた宇佐美はワントラップから左足で強烈なシュート、これがゴール右上に突き刺さりチームに先制点をもたらせた。
なお独紙『ビルト』のハイライト動画では宇佐美のシュートのスピードを時速103㎞と測定している。さらにこのゴールはデュッセルドルフにとって実に267分ぶりの得点となった。これで勢いに乗ったデュッセルドルフはそこからゴールラッシュでヘルタに快勝、リーグ戦連敗を6で止め最下位も脱出した。
代表ウィークを挟み次節は24日に行われるアウェイでのバイエルン・ミュンヘン戦だ。宇佐美にとっては2011/12シーズンに在籍していた古巣との対戦となる。リーグ6連覇中のバイエルンだが今季は5位とこれまで波に乗れていない。状態の上がってきたチーム同様、宇佐美がドイツ王者相手にどのようなプレーをしてくれるのだろうか。
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