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ACL出場権争いは混戦続く。札幌、FC東京は勝てず鹿島3位で残り2試合

text by 編集部 photo by Getty Images for DAZN

鹿島アントラーズ
鹿島アントラーズ【写真:Getty Images for DAZN】

 明治安田生命J1リーグ第32節の試合が10日に行われた。来季のAFCチャンピオンズリーグ(ACL)出場に向けた争いは依然として混戦が続いている。

 今季のACL決勝を戦うため第32節の試合が前倒しで行われた鹿島アントラーズは、柏レイソルに勝利を収めてACL圏内の暫定3位に浮上。10日には3位浮上の可能性を残すその他のチームが試合を行った。

 鹿島と1ポイント差で暫定4位に位置していた北海道コンサドーレ札幌は、6位浦和レッズとの直接対決に1-2で敗れて勝ち点を伸ばせず。5位のFC東京もジュビロ磐田とのスコアレスドローで勝ち点1を加えるにとどまった。

 6位の浦和に加えて、名古屋グランパスを2-0で破った7位の清水エスパルス、川崎フロンターレを2-1で破った8位のセレッソ大阪も勝ち点3を獲得。前節の結果により3位浮上が苦しくなったとみられていた3チームが望みを繋いだ。

 この結果、残り2試合の時点で鹿島が3位となり、1ポイント差で札幌、さらに1ポイント差でFC東京が続く。浦和、清水、C大阪も残り2試合に連勝すれば上位チームの結果次第でまだ3位浮上の可能性がある。

 一方で2位のサンフレッチェ広島はベガルタ仙台に敗れて5連敗となり、3位鹿島との差は4ポイント。広島が残り2試合でも勝てなければACL圏外まで転落する可能性も出てきた。

【了】

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