V・ファーレン長崎【写真:Getty Images for DAZN】
明治安田生命J1リーグ第32節の8試合が10日に行われている。この日行われた試合の結果、最下位のV・ファーレン長崎は今季J1を17位以下で終えることが確定した。
今季クラブ史上初のJ1昇格を果たした長崎。前半戦には4連勝を収めるなどの好調な時期もあったが、5連敗を喫した8月に最下位に転落し、残留に向けて苦しい戦いを強いられてきた。
ホームに横浜F・マリノスを迎えた10日の試合では、74分にFW伊藤翔に1点を奪われて0-1で敗戦。この結果、16位名古屋グランパスとの差は残り2試合で8ポイントとなり、長崎の17位以下が決まった。
J1の17位以下はJ2への自動降格となる。だが、今季J2で上位を争っているFC町田ゼルビアが来季J1ライセンスを取得していない関係で、長崎にもまだJ1残留の望みが残っている。
町田がJ2で2位以内に入った場合、自動入れ替えは1チームのみとなり、J1の17位チームはJ1参入プレーオフに出場することになる。長崎がJ1に残るためには、まずは残り2試合で4ポイント差の17位柏レイソルを上回らなければならない。
【了】