ロサンゼルス・ギャラクシーのズラタン・イブラヒモビッチ【写真:Getty Images】
MLS(メジャーリーグサッカー)のロサンゼルス・ギャラクシーに所属する元スウェーデン代表FWズラタン・イブラヒモビッチは、古巣ミランへの復帰を示唆するかのような発言をしている。仏紙『レキップ』のインタビューに語った。
MLSでのシーズンを終えた37歳のイブラヒモビッチは、オフシーズン中の短期レンタルで古巣ミランなど欧州のクラブに復帰する可能性も噂されていた。数日前にも「ギャラクシーを優先している」とコメントしつつ、欧州からの誘いがあることは認めていた。
仏紙のインタビューに対し、イブラヒモビッチはミラン新監督就任が噂されたアーセン・ヴェンゲル氏に言及。本人も否定したとおりヴェンゲル氏のミラン行きはないと主張しつつ、「ヴェンゲル(就任)よりはオレがミランに戻る可能性の方が高いと思う」と述べた。
一方で、もうひとつの古巣であるパリ・サンジェルマンに選手として復帰する可能性は否定。「パリに戻るとすればパトロンになるためだ。それが唯一の形だと思う。今はまだ現役選手としてプレーを続けたいので、今すぐではないがね」と語った。
「ここでの暮らしは気に入っている」とギャラクシー残留への意欲も見せつつ、「欧州のたくさんのクラブが関心を持っていることは知っている」とイブラヒモビッチ。「必要なのは挑戦だ。プレーを続ける理由だ。どこかのクラブへ行くとすれば違いを生み出すために行きたい」と、必ずしも移籍の可能性を否定はしていない。
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