元アーセナル監督のアーセン・ヴェンゲル氏【写真:Getty Images】
元アーセナル監督のアーセン・ヴェンゲル氏は、ミランに続いてレアル・マドリーの新監督就任の可能性も否定している。フランス『beINスポーツ』のインタビューに語った。
22年間にわたって率いたアーセナルを昨季限りで退団し、現在はフリーとなっているヴェンゲル氏。ジェンナーロ・ガットゥーゾ監督に代わるミランの新監督就任に向けて交渉を行っているとも報じられたが、「フェイクニュースだ」と否定していた。
ヴェンゲル氏はまた、マドリーの新監督候補の一人にも挙げられていた。成績不振のためフレン・ロペテギ前監督を解任したマドリーは、現在サンティアゴ・ソラーリ氏が暫定監督としてチームを率いているが、このままソラーリ氏が正式監督に就任するのか、新たな監督を迎えるのかはまだ確定していない。
だがヴェンゲル氏はこの噂も否定した。「今後のことについては、すぐに監督業に戻るのかどうか、まだ何も決めていない。正直に言ってレアル・マドリーからは何の連絡も受けていないので、断る以前の話だ」と述べている。
「1月に決断すると以前に言ったとおりだ。今は色々と連絡を受けてはいるが、公にはしない方が良いだろう。何をするか確信できた時に明らかにする」とヴェンゲル氏は今後の見通しを示した。
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