ディディエ・ドログバ【写真:Getty Images】
チェルシーなどで活躍した元コートジボワール代表のFWディディエ・ドログバは、現役最後となる試合を終えた。ラストマッチでのタイトル獲得は逃すことになった。
ドログバはアメリカの2部リーグにあたるUSLプロフェッショナルリーグのフェニックス・ライジングFCに所属。“オーナー兼選手”として活躍していたが、40歳の誕生日を迎えた今年3月に、今季が現役最後のシーズンになると宣言していた。
フェニックス・ライジングFCはUSL西地区のレギュラーシーズンを3位で終えてプレーオフに進出。優勝チームを決めるUSLチャンピオンシップまで勝ち進み、現地時間8日に行われた試合でルイビル・シティFCと対戦したが、0-1の敗戦で準優勝に終わった。
ドログバは1998年にフランスのルマンでプレデビューし、ギャンガン、マルセイユ、チェルシー、上海申花、ガラタサライ、モントリオール・インパクトでプレー。特にチェルシーでは4回のプレミアリーグ優勝や、クラブ初となる2012年のチャンピオンズリーグ優勝などに大きく貢献した。
コートジボワール代表としては104試合に出場し、同国歴代最多の65ゴールを記録。同国を初のワールドカップ出場にも導き、2014年大会では日本代表とも対戦した。
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