苦境に立たされるロシアW杯組
なかなか出場機会に恵まれないサウサンプトンの吉田麻也(左)とヘタフェの柴崎岳(右)【写真:Getty Images】
吉田麻也
1988年8月24日生まれ(30歳)
所属:サウサンプトン(イングランド1部)
リーグ戦:1試合出場(先発:1)0得点
国内カップ戦(リーグカップ):2試合出場(先発:2)0得点
相変わらずマーク・ヒューズ監督から信頼を得られず、サウサンプトンではベンチ生活が続く。日本代表では変わらず守備の中心的存在で、アジアカップでも頼りにしたいところだが、現状のままでは試合勘やコンディション面に大きな不安を残す。ベネズエラ戦、キルギス戦で健在ぶりを示したい。
柴崎岳
1992年5月28日生まれ(26歳)
所属:ヘタフェ(スペイン1部)
リーグ戦:2試合出場(先発:1)0得点
国内カップ戦:1試合出場(先発:0)0得点
10月のウルグアイ戦ではさすがのプレーを見せたが、クラブでは一向に出場機会が増える気配がない。10月中旬以降は国内カップ戦に途中出場したのみで、リーグ戦はベンチに座ったまま試合終了の笛を聴くばかり。1ヶ月経ってどのような状態で日本代表に合流してくるか、アジアカップに向けて正念場だ。
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