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大誤審受けて…今年のCLからVAR導入か!? スターリングの躓きPK獲得がきっかけに

text by 編集部 photo by Getty Images

VAR
VAR【写真:Getty Images】

 度重なる主審の誤審を受けて、今年のチャンピオンズリーグ(CL)からビデオ・アシスタント・レフェリー(VAR)を導入することを欧州サッカー連盟(UEFA)が検討しているようだ。8日に英メディア『BBC』が報じている。

 現地時間7日にチャンピオンズリーグ(CL)グループステージF組第4節の試合が行われ、マンチェスター・シティはホームにウクライナ1部のシャフタール・ドネツクを迎えて対戦し6-0の勝利をおさめた。この試合中、物議をかもす大誤審が起きている。

 試合開始して13分、リヤド・マフレズがゴール前に折り返したボールにダビド・シルバが合わせてシティに先制点が入る。続く24分には、ラヒーム・スターリングがペナルティーエリア内で倒されてPKを獲得。ただ、映像を見る限り接触は全くなく、完全なる大誤審。それでも判定は覆らず、ガブリエル・ジェズスがPKを決めてシティに追加点が入った。

 また、現地時間10月24日に行われたCLグループステージB組第3節のトッテナム対PSVでも誤審が発生している。この試合でダビンソン・サンチェスのゴールが取り消された。ハリー・ケインがオフサイドポジションにいて、ゴールに関与したと結論づけられたようだが、映像を見る限りでは、ボールに関与した様子は全くなく、相手の守備を妨げるようなプレーをしたわけでもなかった。

 いずれも、VARがあれば判定は覆っただろう。とはいえ、CLでVARが導入されるのは2019/20シーズンからだ。しかし、度重なる主審の誤審を受けて、今年のCLからVARを導入するかもしれない。同メディアによると、12月中に発表される可能性があるという。導入されれば、誤審は大幅に減りそうだ。

【了】

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