アンデルレヒトの森岡亮太【写真:Getty Images】
ベルギー1部のアンデルレヒトに所属するMF森岡亮太は、1月にベルギー国内の他クラブへ移籍する可能性があるかもしれない。ベルギーメディア『voetbal24』は2つのクラブを移籍先候補に挙げている。
森岡は今年1月にベルギーの名門アンデルレヒトに加入し、昨季は「10番」として期待に応える活躍を見せた。だが今季は開幕から苦戦し、十分な出場機会を得ることができていない。
今季の出場はここまで国内リーグで2試合、公式戦合計で5試合のみ。ベルギー『voetbalkrant』によれば、現地時間8日に行われるヨーロッパリーグのフェネルバフチェ戦も膝の負傷のため欠場が確定したとのことだ。
こういった状況が続けば、今年夏に続いて1月の移籍市場でも他クラブへの移籍が噂になりそうだ。ベルギーメディアでは古巣のワースラント=ベフェレンと、日本人選手の多く所属するシント・トロイデン(STVV)が新天地候補に挙げられている。
日本のDMMグループが経営権を持つSTVVには遠藤航や鎌田大地、冨安健洋など日本人選手5人が所属。森岡も加入するとすれば「クラブの方針に完全に一致する」とされている。
一方のベフェレンは森岡がアンデルレヒト移籍に繋がる活躍を見せたクラブであり、かつての中心選手の復帰を望んでいるかもしれない。だがベフェレンに「森岡を完全移籍で連れ戻せるだけの経済力があるかどうかは疑問」だとされ、その点ではSTVVが有利とみられている。
『voetbal24』では森岡の移籍先についての見通しを示した上で、「森岡はどのクラブを選ぶと思う?」とユーザー投票を実施。STVVが過半数の票を集め、ベフェレンは「その他のクラブ」より低い10%あまりにとどまっている。
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