バイエルン・ミュンヘンのニコ・コバチ監督【写真:Getty Images】
バイエルン・ミュンヘンのニコ・コバチ監督にとって今週は大事な1週間になりそうだ。
現地時間7日に行われるチャンピオンズリーグ(CL)グループE第4節対AEKアテネ戦の前日会見でコバチ監督は「家族が一つにまとまらないと厳しい」とチームを家族に例え一体感を持つことを強調している。
今季のバイエルンはホームゲームで4試合未勝利が続くなど現在リーグ6連覇をしているチームとは思えないほど不安定なパフォーマンスだ。また先日にはトーマス・ミュラーの妻が自身のSNSで監督を批判する投稿を行いその後謝罪するなどピッチ外でもドタバタが続いている。
「我々は一致団結しなければならない。一人一人が全力を尽くすことで成功が生まれる」と力強く語るコバチ監督。10日にはブンデスリーガ第11節で首位のボルシア・ドルトムントとの対戦も控えている。両チームの勝ち点差は「4」で結果次第によっては去就問題にも発展する可能性も出てくるかもしれない47歳の指揮官にとっては自らの将来にも影響する1週間になりそうだ。
【了】