ローマのモンチSD【写真:Getty Images】
ローマのモンチSD(スポーツ・ディレクター)に対し、マンチェスター・ユナイテッドなど4クラブが興味を示しているようだ。5日に伊メディア『フットボールイタリア』が報じている。
毎年、ローマは主力選手を売却する活動を繰り返している。その中核を担っているのがモンチSDだ。これまでGKアリソン(現:リバプール)やラジャ・ナインゴラン(現:インテル)、ケビン・ストロートマン(現:マルセイユ)などの主力選手を売っている。その反面、ローマファンからの批判も高まっているようだ。
とはいえ、先見の明は高く評価されている。セビージャ時代には、セルヒオ・ラモス(現:レアル・マドリー)やイバン・ラキティッチ(現:バルセロナ)、ダニエウ・アウベス(現:パリ・サンジェルマン)などの原石を発掘してきた。ビッグクラブからして見れば、欲しい人材と言えるだろう。
同メディアによると、マンチェスター・ユナイテッドやバルセロナ、パリ・サンジェルマンやアトレティコ・マドリーの4クラブがモンチSDの引き抜きを狙っているとのこと。モンチSDには4年契約に加え、1年間の延長オプションが残っているという。それとは別に契約解除金も設定されており、交渉次第では引き抜きも可能なようだ。
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