現役引退を表明したラフェエル・ファン・デル・ファールト【写真:Getty Images】
デンマーク1部エスビャウfBに所属する元オランダ代表のMFラファエル・ファン・デル・ファールトが現役引退を発表した。4日付けのオランダ紙『デ・テレグラーフ』が報じている。
同紙でファン・デル・ファールトは練習中に怪我をしたことを明かし「本来ならお爺さんになるまでプレーしたかった。でもそれはもう無理だ」と引退理由を語った。35歳のレフティーは先日、デンマーク紙『BT』で「もう1シーズンプレーしたら辞める事になると思う」と答えていたばかりだった。
2000年にアヤックスでプロとしてのキャリアを始めたファン・デル・ファールトはハンブルガーSVやレアル・マドリーなど6つのクラブを割り歩き今季からエスビャウfBに加わりリーグ戦3試合に出場していた。
「楽しい事はいつか終わりを迎える。その時が今来たんだ」と話したファン・デル・ファールト。オランダ代表としても109試合に出場し2010年の南アフリカワールドカップ(W杯)では準優勝に貢献するなど一時代を築いた男が静かにスパイクを脱いだ。
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