レアル・マドリーのヴィニシウス【写真:Getty Images】
レアル・マドリーに所属する18歳のブラジル人FWヴィニシウスは、トップチームでの初ゴールを記録したことが認められた。スペイン紙『アス』が伝えている。
マドリーは現地時間3日に行われたリーガエスパニョーラ第11節の試合でバジャドリーと対戦。83分にヴィニシウスがエリア内左サイドから中央へ向けて蹴ったボールが相手DFキコ・オリバスに当たってゴールに転がり込み先制点を奪った。その後PKでもう1点を加え、2-0で勝利を収めている。
ヴィニシウスの蹴ったボールは明らかに枠には向かっておらず、相手DFに当たらなければゴールにはなっていないはずだった。スペインなどの各メディアはこの得点をバジャドリーのオウンゴールとして伝えていた。
しかし『アス』紙によれば、ヒル・マンサーノ主審はこの試合の1点目をヴィニシウスの得点としてリーガへの報告書に記載したとのこと。その後訂正も行われず、ヴィニシウスの得点として認められた形となった。リーガ公式サイトの試合記録でもヴィニシウスの得点とされている。
「世界中のほとんどがバジャドリーDFのオウンゴールだとしたが、ヒル・マンサーノだけは違った」と『アス』紙はこの判断に疑問を呈している。だが記録上はヴィニシウスがマドリーのトップチームでの記念すべき初ゴールを記録したことになる。
【了】