G大阪は7連勝。川崎Fは連覇に王手
J1 第31節のベストイレブン
フットボールチャンネル編集部では、10月31日か11月4日にかけて行われた明治安田生命J1リーグ第31節のベストイレブンを選出した。
アウェイで浦和レッズに3-1で勝利し、怒涛の7連勝を果たしたガンバ大阪からは中盤で粘り強い守備を見せ、さすがの存在感を放った今野泰幸。チームの2点目を叩き込み、5試合連続ゴールとしたファン・ウィジョの2名を選出している。また、チームを見事に復活させ、残留という大きな目標をほぼ手中に収めた宮本恒靖監督を今節の最優秀監督とした。
V・ファーレン長崎との残留争い対決で貴重な勝利を収めたサガン鳥栖からはGK権田修一を選出。ビッグセーブ連発でクリーンシートを果たし、チームに残留への一歩となる勝ち点3をもたらした。恐らく、この男がいなければ勝利で終えることは不可能だったかもしれない。
柏レイソルに3-0の完勝を収め、リーグ連覇へ王手をかけた川崎フロンターレからは、攻撃面では先制点と3点目の起点になり、守備面では身体を張ったディフェンスで無失点に貢献するなど攻守において躍動した登里享平。先制ゴールをマークしただけでなく、テクニックやパスなどで違いを生みだすなどピカイチのセンスを見せつけた家長昭博の2名を選出している。
横浜F・マリノスに1-0で勝利したFC東京からはチャン・ヒョンスを選出。15分にCKから決勝ゴールを挙げ、守備でも奮闘した点を大きく評価している。
名古屋グランパスとの下位対決を制したヴィッセル神戸からは、豊富なスタミナを活かした上下動を繰り返し、攻守において存在感を放った三原雅俊。圧巻の2ゴールで名古屋守備陣を破壊したルーカス・ポドルスキの2名を選出した。
北海道コンサドーレ札幌の三好康児は、74分に貴重な決勝ゴールを叩き込み勝利に貢献した点を。ジュビロ磐田の田口泰士は中盤の底から効果的なパスを何本も送り出し、チームの2点目をアシストした点を。鹿島アントラーズの昌子源は、主力を温存して挑んだセレッソ大阪戦でさすがの安定感を発揮し、チームを勝利に導いた点をそれぞれ評価している。
フットボールチャンネル編集部が選んだ明治安田生命J1リーグ第31節のベストイレブンと最優秀監督は以下のとおり。
▽GK
権田修一(鳥栖)
▽DF
チャン・ヒョンス(FC東京)
昌子源(鹿島)
三原雅俊(神戸)
登里享平(川崎F)
▽MF
今野泰幸(G大阪)
田口泰士(磐田)
家長昭博(川崎F)
三好康児(札幌)
ルーカス・ポドルスキ(神戸)
▽FW
ファン・ウィジョ(G大阪)
▽最優秀監督
宮本恒靖(G大阪)
明治安田生命J1リーグ第31節の結果は以下のとおり。
鹿島 1-0 C大阪
湘南 0-0 清水
川崎F 3-0 柏
横浜FM 0-1 FC東京
磐田 3-2 広島
名古屋 1-2 神戸
浦和 1-3 G大阪
札幌 1-0 仙台
鳥栖 1-0 長崎
【了】