レアル・マドリーのサンティアゴ・ソラーリ暫定監督【写真:Getty Images】
極度の不振に陥り監督交代を決めたレアル・マドリーだが、サンティアゴ・ソラーリ暫定監督は就任から2連勝。「61年ぶり」となる好発進を切ることに成功している。
フレン・ロペテギ前監督からチームを引き継いだソラーリ暫定監督は、初采配となった10月31日のコパ・デル・レイ(スペイン国王杯)メリージャ戦に4-0で快勝。続いて3日に行われたリーガエスパニョーラ第11節のバジャドリー戦にも2-0で勝利を収めた。
カップ戦で対戦したメリージャは3部のチームとはいえ、ソラーリ暫定監督は就任から2試合連続の無失点勝利。スペインのデータの専門家「ミスター・チップ」氏によれば、マドリー新監督の就任から2試合連続完封勝利は61年ぶりとなった。前回は1957年、ソラーリ暫定監督と同じアルゼンチン出身のルイス・カルニグリア氏が達成していた。
正式な新監督招へいに向けた交渉は難航していることが伝えられている。ソラーリ暫定監督が結果を出し続ければ、このまま正式監督としてチームを任される可能性も高まってくるかもしれない。
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