デンマーク代表のニクラス・ベントナー【写真:Getty Images】
ノルウェー1部のローゼンボリに所属するデンマーク代表FWニクラス・ベントナーがタクシー運転手に暴行を加えて逮捕された件で、同選手に禁錮50日の有罪判決が下された。『ロイター通信』などが2日付で伝えている。
ベントナーは今年9月9日にコペンハーゲン市内でタクシー運転手と争いになり、暴力を振るったとして逮捕された。運転手はあごを骨折して手術を受けたという。
コペンハーゲン市裁判所はベントナーを有罪とし、禁固50日の判決を下した。ベントナーは判決を不服として高等裁判所への控訴を行ったとのことだ。
所属クラブのローゼンボリは、刑が確定していない現状ではベントナーとの契約を維持する姿勢を取っている。「クラブにとってもニクラスにとっても良くないことだとは思うが、彼は我々のクラブの選手であり続ける」とクラブCEOはコメントしている。
若手時代にはアーセナルで将来を有望視されたが伸び悩み、その後ユベントス、ヴォルフスブルク、ノッティンガム・フォレストとクラブを渡り歩く中で様々な問題行動や奇行で話題を提供してきたベントナー。30歳となった今も周辺には騒動が絶えない。
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