マンチェスター・シティのブライム・ディアス【写真:Getty Images】
マンチェスター・シティに所属する19歳のU-21スペイン代表MFブライム・ディアスは、今季終了後にフリー移籍でレアル・マドリーへ移る可能性があるとみられている。英紙『テレグラフ』などが伝えた。
2016年にシティのトップチームにデビューし、昨季はプレミアリーグ5試合を含む公式戦10試合に出場したディアス。1日に行われたカラバオ・カップ(リーグ杯)4回戦のフラム戦では2ゴールを挙げる活躍を見せ、シティの2-0の勝利の立役者となった。
しかし、今季のプレミアリーグではまだ出場することができていない。出場機会の乏しさへの不満から、今季末で満了するシティとの契約を延長せず、シーズン終了後に他クラブへフリー移籍するのではないかとの見方が伝えられている。特にマドリーが獲得に意欲を見せているという。
シティのジョゼップ・グアルディオラ監督はフラムとの試合後に、「ブライムをチームに残すため絶対にあらゆる手を尽くす」とコメント。その上で、「最終的には彼が決める。我々次第ではない」と本人の意志を尊重する姿勢を見せている。
シティにとっては、昨年夏にボルシア・ドルトムントへ移籍して活躍を見せているFWジェイソン・サンチョに続いての才能流出となることが懸念される。だがフラム戦での2ゴールが今後の出場機会増加に繋がれば状況は変わってくるかもしれない。
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