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PKの“押し込み”廃止やAT中の選手交代禁止も? サッカーの新ルール検討か

text by 編集部 photo by Getty Images

PK
PKなどのルール変更を検討か【写真:Getty Images】

 サッカーの競技規則に関する決定を行う国際サッカー評議会(IFAB)では、PKやハンド、選手交代などについて大幅なルール変更を議論する可能性があるという。英紙『テレグラフ』が1日付で独占情報として伝えている。

 IFABでは来週月曜日および火曜日にロンドンでの会合を予定しており、来年3月の総会においてルール変更に向けた提案を行うかどうかの予備的協議が行われるとみられている。

 検討対象になるとみられるルールのひとつはPKに関するもの。現状ではPKがGKにストップされてピッチ内にボールが残った場合、プレーはそのまま続行され、攻撃側の選手はこぼれ球を押し込むことも可能。だがGKがシュートをストップした時点でプレーを止め、守備側のゴールキックからプレーを再開することが検討される可能性があるという。

 ハンドに関する規定も議論の対象だとされている。「手または腕を用いて意図的にボールに触れる」行為が反則であるという条文から「意図的」の語句を削除し、腕の位置を判断基準とすることが見込まれると英紙は伝えている。

 また、選手交代を利用した時間稼ぎを防止するためのルール変更も議題となるようだ。アディショナルタイム中の選手交代を禁止・制限する可能性や、交代を告げられた選手はピッチ中央のテクニカルエリアからではなく最も近いラインからピッチ外へ出るように定める可能性があるとみられている。

【了】

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