ユベントスのクリスティアーノ・ロナウド【写真:Getty Images】
ユベントスのFWクリスティアーノ・ロナウドは、今年のバロンドール受賞を争うライバルとして5人の選手を挙げたが、バルセロナのFWリオネル・メッシをそこに含めはしなかった。バロンドールを主催する『フランス・フットボール』誌のインタビューに語っている。
今年のバロンドールは今月8日に候補選手30人が発表されており、12月3日に受賞者発表の予定。過去10年間はC・ロナウドとメッシが賞を独占し、ともに歴代最多となる5回ずつの受賞を成し遂げてきた。
C・ロナウドは、単独最多となる6回目の受賞にも意欲を見せている。「もちろん6回目のバロンドールを受賞したい。そうじゃないと言えば嘘になる」と語った。
受賞を争うライバルについては、「いつもと変わらないが、今回はメッシが表彰台(3位以内)にいるかどうか分からない」とコメント。メッシは今年の国際サッカー連盟(FIFA)年間最優秀選手賞でも12年ぶりに最終候補3人から外れており、バロンドール争いも苦戦が予想される。
C・ロナウドはモハメド・サラー、ルカ・モドリッチ、アントワーヌ・グリーズマン、ラファエル・ヴァラン、キリアン・ムバッペの5人をバロンドール争いのライバルに挙げた。「フランス代表は全体的にそうだ。彼らは世界王者だからね」
しかし、C・ロナウドとメッシ以外の選手が今年のバロンドールを受賞したとしても、長年にわたって活躍を続けられるかどうかは別の話だ。「こういう選手たちが10年後もまだトップにいるかどうかは分からない。メッシと僕がトップに居続けてきたようにね」とC・ロナウドは語っている。
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