7位:レアル・マドリー
レアル・マドリー(スペイン/リーガ・エスパニョーラ)
昨季リーグ戦成績:3位(勝ち点76/22勝10分6敗)
監督:サンティアゴ・ソラーリ(アルゼンチン/42歳)※暫定
チームキャプテン:セルヒオ・ラモス(DF/スペイン代表)
スタイル:カウンター
フレン・ロペテギ新監督の下、リーグ開幕3連勝を果たすなどまずまずのスタートを切った新生・マドリーだったが、以降は調子が上がらず勝ち点を落とし続けた。現地時間28日に行われたリーグ戦第10節、対バルセロナとのエル・クラシコでは1-5という屈辱的な大敗を喫し、気づけば順位も9位にまで落としてしまった。
そしてクラブは29日、正式にロペテギ監督を解任することになった。後任には暫定ではあるが、サンティアゴ・ソラーリ氏が就くことになっている。ファンはこの監督交代を機に、チームが復調することを祈っているだろう。2016/17シーズン、ラファエル・ベニテス氏に代わってジネディーヌ・ジダン氏が就任し、リーグ&チャンピオンズリーグ制覇を果たしたあの時のように。
6位:パリ・サンジェルマン
パリ・サンジェルマン(フランス/リーグ・アン)
昨季リーグ戦成績:1位(勝ち点93/29勝6分3敗)
監督:トーマス・トゥヘル(ドイツ/45歳)
チームキャプテン:チアゴ・シウバ(DF/ブラジル代表)
スタイル:ポゼッション
1日現在、リーグ戦では11戦全勝と圧倒的な強さを見せているパリ・サンジェルマン。もはや今季のリーグ優勝を、早くも手中に収めた感もある。ネイマール、キリアン・エムバペ、エディンソン・カバーニらで形成される爆発的な攻撃力は、やはり世界でも屈指だ。
トーマス・トゥヘルを新監督に迎えたのは、今のところ成功だったと言うべきだろう。しかし、本当の目標はこれまで逃し続けてきたチャンピオンズリーグ制覇である。今季こそはビッグイヤーを掲げたいところだ。
5位:アトレティコ・マドリー
アトレティコ・マドリー(スペイン/リーガ・エスパニョーラ)
昨季リーグ戦成績:2位(勝ち点79/23勝10分5敗)
監督:ディエゴ・シメオネ(アルゼンチン/48歳)
チームキャプテン:ディエゴ・ゴディン(DF/ウルグアイ代表)
スタイル:ショートカウンター
ハイプレスからのショートカウンター。ディエゴ・シメオネ監督率いるアトレティコ・マドリーの代名詞だ。その強度とクオリティは世界でもトップクラスであり、チャンピオンズリーグでもどこまで生き残れるか、期待が高まる。
また、ディエゴ・ゴディンを中心とした堅い守備も同クラブ最大の持ち味。昨季リーグ戦最少失点を誇ったその守備力を今季もフル活用できれば、更なる高みへ上り詰めることができるはずだ。
4位:リバプール
リバプール(イングランド/プレミアリーグ)
昨季リーグ戦成績:4位(勝ち点75/21勝12分5敗)
監督:ユルゲン・クロップ(ドイツ/51歳)
チームキャプテン:ジョーダン・ヘンダーソン(MF/イングランド代表)
スタイル:ゲーゲンプレス
昨季のチャンピオンズリーグ・ファイナリストであるリバプール。ゲーゲンプレスを仕掛け高い位置でボールを奪い、モハメド・サラーらの爆発的なスピードを活かしたショートカウンターが最大の武器だ。
今季はそれに加え、守備力の向上も光ってきた。選手層も例年に比べて厚くなった印象が強く、チームはユルゲン・クロップ体制4年目にして完成形を見せているといっても過言ではない。