バルセロナのウスマン・デンベレ【写真:Getty Images】
バルセロナはフランス代表FWウスマン・デンベレを1月の移籍市場で放出することを検討しており、プレミアリーグの複数クラブが獲得に関心を示しているという。スペインラジオ『RAC1』が伝えている。
デンベレは昨年夏にボルシア・ドルトムントからバルサへ移籍。移籍金1億500万ユーロ(約135億円)が支払われ、半年後にフィリッペ・コウチーニョが記録を更新するまでバルサの史上最高額補強だった。
だが報道によれば、バルサはデンベレの規律面に不満を抱いているという。チャンピオンズリーグのインテル戦では予定されていた集合時間に25分遅れて到着したとのことで、試合では出場機会を得られないままベンチで試合を終えた。
1月の移籍市場でデンベレにオファーが届いたとすれば、バルサは交渉に応じる意思があるとみられている。チェルシー、アーセナル、リバプールが関心を示し、バルサでのデンベレの状況を注視しているようだ。
デンベレを売却するとすれば、バルサは獲得時に支払った1億500万ユーロをそのまま回収することを望んでいるという。マンチェスター・ユナイテッドがMFポール・ポグバを獲得した際に支払ったイングランドの移籍金史上最高額と同程度の金額となる。
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