ベルギー代表のロベルト・マルティネス監督【写真:Getty Images】
フレン・ロペテギ前監督を解任したレアル・マドリーの新監督候補として、ベルギー代表を率いるロベルト・マルティネス監督の名前も挙げられている。ベルギーサッカー協会(KBVB)もその噂についてコメントを述べた。
今季のリーガエスパニョーラで苦戦を強いられているマドリーは、先週末に行われた宿敵バルセロナとのクラシコに大敗したあとロペテギ前監督を解任。当面はBチーム監督だったサンティアゴ・ソラーリ氏が暫定的にトップチームの指揮を執る。
正式な新監督としては、チェルシーなどの元監督であるイタリアのアントニオ・コンテ氏の招へいが確実視されていた。だがマルティネス監督も候補として浮上している。
KBVBのスポークスマンはこの噂についてコメント。マルティネス監督との契約に契約解除金が設定されているかどうかは「プライベートな問題でありコメントできない」としつつ、「マルティネス氏を雇いたいというクラブがあるのなら、まずはKBVBと合意に達しなければならない」と述べている。
スペイン人であるマルティネス氏はエバートンなどの監督を経て2016年にベルギー代表監督に就任。ロシアワールドカップでは日本代表などを破って準決勝まで進出し、ベルギー史上最高となる3位の好成績を残した。
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