前ドルトムント指揮官のペーター・シュテーガー氏【写真:Getty Images】
2018年1月にドルトムントからアーセナルへ移籍した29歳のガボン代表FWピエール=エメリク・オーバメヤン。チームに欠かせない主力選手だったが、あらゆる状況によって放出せざる得なくなったと、前ドルトムント指揮官のペーター・シュテーガー氏が明かした。30日に英紙『メトロ』が報じている。
2013年から2018年までドルトムントに在籍し、チームの“得点源”として活躍していたオーバメヤン。しかし、アーセナルへ移籍する数週間前からミーティングの無断欠席、練習欠席を繰り返していた。当時についてシュテーガー氏は「私に別の選択肢を残さなかった。彼は週に4日ほどしか練習しなかったよ。正直言って、彼とは上手くいっていたと思う。ただ、最後の4週間は厳しかったね」と答えている。
オーバメヤンとしても、シュテーガー氏を嫌っていたわけではないようだ。アーセナル移籍が決まった後、オーバメヤンがシュテーガー氏のもとに現れて謝罪したという。ミーティングの無断欠席、練習欠席は良くないことではあるが、どうしてもアーセナルへ移籍したかったのかもしれない。
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