「ジダンみたいなカリスマ性があるわけないじゃん」
ロペテギ氏(左)にはジダン(右)のようなカリスマ性がなかった【写真:Getty Images】
昨季、レアル・マドリーはクラブのレジェンドでもあるジネディーヌ・ジダン氏に率いられて前人未到のチャンピオンズリーグ3連覇を果たした。もちろん同氏は、現役時代も数多くの人々を魅了し続けたスーパースターである。それは監督という立場になっても変わらず。選手のみならずサポーターにも多くの影響を与えるなど、驚異的な「カリスマ性」を持っていたのだ。
しかし、ロペテギ氏にはそれがなかった。それに加え、ロシアW杯直前のスペイン代表監督解任の問題もあり、同国代表メンバーからの信頼も厚かったとは言えない。マルセロらマドリーに所属する他国の代表選手ですら、その件をどう捉えていたかはわからない。「ジダンみたいなカリスマ性があるわけないじゃん」。ロペテギ氏がこんなことを思っていても不思議ではない。
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