サンティアゴ・ソラーリ監督【写真:Getty Images】
レアル・マドリーは現地時間29日、フレン・ロペテギ監督の解任を発表した。後任にはBチームにあたるレアル・マドリー・カスティージャからサンティアゴ・ソラーリ監督が昇格している。スペイン『マルカ』は、クラブが暫定指揮官に2週間の時間を与えると伝えた。
不振が続いていたレアル・マドリーは、以前からロペテギ前監督の解任が噂になっていた。そのときから後任候補に挙がっていたとされているのが、イタリア人のアントニオ・コンテ氏だ。
28日に行われたリーグ戦でバルセロナに1-5で大敗したレアル・マドリーは、監督解任が決定的になった。それと同時に、コンテ新監督の誕生が近いと報じられている。だが、レアル・マドリーはクラブのOBであるソラーリ監督にチームを任せると発表した。
『マルカ』によると、ソラーリ監督を強く推しているのはフロレンティーノ・ペレス会長だ。ただ、トップチームを率いた経験がない指導者が世界的なトップクラブを指揮できるかは分からない。そこで、2週間の「試用期間」を与え、適正を見ることにしたという。
レアル・マドリーは31日にスペイン国王杯でメリージャと対戦したあと、リーグ戦のバジャドリー戦が待っている。11月7日にはチャンピオンズリーグでビクトリア・プルゼニと対戦。11月11日にはリーグ戦でセルタと戦う。
選手として豊富な経験を持つソラーリ監督は、レアル・マドリーの正式な監督として認められるだろうか。
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