レスター・シティのオーナーだったヴィチャイ・スリヴァッタナプラバ氏【写真:Getty Images】
現地時間27日、レスター・シティのオーナー・会長だったヴィチャイ・スリヴァッタナプラバ氏を含む5名が搭乗したヘリコプターが墜落し全員死亡した事を受け多くのサッカー関係者が追悼の思いを表している。
タイ出身の実業家である同氏は2010年8月にレスターの経営権を取得。オーナーとして多額の投資を行い、2015/16シーズンにはクラブをサッカー史上に残る快挙だとされるプレミアリーグ初優勝に導いた。
そんなスリヴァッタナプラバ氏に対し同クラブに所属するFWジェイミーバーディーはツイッターで「正しい言葉を見つける事が難しい。でも私にとってあなたはレジェンドだった。また私の家族やクラブの為に多くのことを捧げてくれた。いまはただとても寂しいです」と心境を綴っている。
リバプールのFWモハメド・サラーは「フットボール界にとってとても悲しい日になった。私の想いと祈りは悲劇的に亡くなってしまった家族とその友人に送ります」とツイートした。
また今回の訃報はプレミアリーグだけではなく各国リーグ関係者にも大きな影響を与えており、ボルシア・ドルトムントは公式ツイッターで「レスターに関わっている家族、友人、全ての人に私たちは深い哀悼の意を表します」と発表した。
さらにバイエルン・ミュンヘンに所属するMFフランク・リベリも「私の祈りはヘリコプター墜落の5人の犠牲者だけでなく、その家族や友人にも送りたいと思います」と思いをツイートしている。
なおレスターは30日にカラバオ・カップ(リーグ杯)の試合でDF吉田麻也の所属するサウサンプトンとの対戦を予定していたが、試合が延期されることも発表されている。
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