パリ・サンジェルマンのキリアン・ムバッペ【写真:Getty Images】
フランス・リーグアン第11節の試合が現地時間28日に行われ、マルセイユとパリ・サンジェルマン(PSG)が対戦。アウェイのPSGが2-0の勝利を収めて開幕からの連勝を11に伸ばした。
PSGは0-0で迎えた65分、先発から外れて交代で出場したFWキリアン・ムバッペのゴールで先制。終了間際にはFWネイマールのアシストからMFユリアン・ドラクスラーが勝利を決定づける2点目を奪った。なお、マルセイユの酒井宏樹はベンチにも入らなかった。
11連勝を収めたPSGは、開幕からの連続勝利のリーグアン記録をさらに更新した。欧州のいわゆる5大リーグでも1960/61シーズンのトッテナムに並ぶ最多タイ記録となった。
また、先制点を挙げたムバッペは今季リーグアンで10点目のゴール。チームメートのネイマールを抜き去って得点ランク単独首位に浮上し、今季の欧州5大リーグで最初に二桁ゴールに到達した選手となった。
スペインではイアゴ・アスパス(セルタ)とクリスティアン・ストゥアーニ(ジローナ)の8点、イングランドではピエール=エメリク・オーバメヤン(アーセナル)とエデン・アザール(チェルシー)の7点、ドイツではパコ・アルカセル(ボルシア・ドルトムント)とルカ・ヨビッチ(フランクフルト)の7点、イタリアではクシシュトフ・ピオンテク(ジェノア)の9点が現時点で最多。ムバッペは今季の欧州ゴールデンシュー争いでも優位に立っている。
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