ボルシア・ドルトムントのパコ・アルカセル【写真:Getty Images】
ボルシア・ドルトムントのハンス=ヨアヒム・ヴァツケCEOが同クラブに所属するスペイン代表のFWパコ・アルカセルについて注目の発言をしている。
ヴァツケCEOは27日の独メディア『第2ドイツテレビ』のスポーツ番組に出演し現在バルセロナからレンタルで加入しているアルカセルに関して「多くの人が反対していない」と買い取りオプション行使について言及した。
アルカセルはブンデスリーガ第3節でデビューするといきなり得点を奪い波に乗るとここまで公式戦5試合で8得点の活躍を見せている。そんな25歳のストライカーにはレンタル料を含めた合計2300万ユーロ(約30億円)で獲得できる買い取りオプションが存在しているようでドルトムントは同オプションを行使して2023年までの契約を結びたいようだ。
「なぜ(行使を)急ぐ必要があるんだ?」と語る一方でヴァツケCEOは「1月までかかるような事はない」と年内にも完全移籍での決着をしたいと考えている模様だ。
さらに12日付けの独紙『ビルト』の取材でミヒャエル・ツォルクSD(スポーツディレクター)も「誰も反対をする人はいない」と来季以降も戦力として考えている事を明かしている。この様にクラブトップの相次ぐ発言でアルカセルのドルトムント完全移籍は近づいていると言えるかもしれない。
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