影山雅永監督【写真:Getty Images】
【U-19日本 2-0 U-19インドネシア AFC U-19選手権準々決勝】
28日に行われたAFC U-19選手権準々決勝でU-19日本代表はU-19インドネシア代表と対戦し、2-0の勝利を収めた。これにより、来年行われるU-20ワールドカップの出場が決定している。
勝てばU-20ワールドカップ出場権獲得が決まる大一番。グループステージで圧倒的な強さを見せた日本の相手は、開催国のインドネシアだ。
立ち上がりから主導権を握った日本だが、思い通りに試合を運べない。14分に藤本寛也が負傷でプレー続行不可能になる。プレーではピッチの状態が日本のパス回しに悪影響を及ぼして、相手を崩しきれない。反対にカウンターでひやりとする場面もあった。
それでも日本は前半をリードして折り返す。40分、ゴール正面やや左の距離のある位置でボールを持った東俊希が思い切り良く狙うと、豪快な左足のシュートがゴール右上に突き刺さる。打った本人も驚きの表情を浮かべるスーパーゴールで日本が先制した。
しかし、U-20ワールドカップへの道は簡単ではない。激しい雨が降るピッチで地元の大歓声を受けるインドネシアが猛攻を仕掛けてきた。
それでも、なんとかリードを維持した日本は、70分に待望の追加点。久保建英がドリブルでペナルティエリア右に侵入して折り返したボールを宮代大聖が決めて2点差とした。
このリードを維持した日本は2-0で勝利。ベスト4入りを決めた。
U-20ワールドカップ出場を決めた日本は、11月1日に行われる準決勝でサウジアラビア対オーストラリアの勝者と対戦する。
【得点者】
40分 1-0 東俊希(U-19日本)
70分 2-0 宮代大聖(U-19日本)
【了】