湘南ベルマーレからU−19日本代表に参加している齊藤未月と石原広教【写真:舩木渉】
U-19日本代表は27日、翌日のAFC U-19選手権準々決勝のインドネシア戦に向けて非公開で最終調整を行った。
練習前の時間帯には、日本でYBCルヴァンカップの決勝が行われていた。影山雅永監督曰く、「ルヴァンカップを見てキャーキャー言ってます」とのことで、U-19代表の選手たちもインドネシアから日本でのタイトルマッチを楽しんでいたようだ。
AFC U-19選手権には、そのルヴァンカップ決勝に進出した2チームの選手たちも帯同しており、特に横浜F・マリノスを破って初優勝を果たした湘南ベルマーレに所属するMF齊藤未月とDF石原広教も大いに刺激を受けたという。
齊藤は「やっぱり湘南が優勝したのは本当にうれしいですし、初優勝ですし、僕たちも続いて、今この大会だけに集中して、(U-20ワールドカップの)出場権を獲得して優勝して帰ることだけ考えたい」と語った。
一方、石原も「あの舞台に立ちたかった気持ちもなくはない」と述べたが、「自分は今こっちにいるのでこっちでやるべきことをチーム(湘南)の人たちのためにも、湘南のサポーターのためにもやる」と決意を新たにしていた。
28日に行われるインドネシア戦は、来年ポーランドで開催されるU-20ワールドカップ出場権を獲得できるか、できないかがかかった大一番。湘南コンビの2人は、所属クラブの快挙からインスピレーションを受けて、力漲る姿を見せてくれるはず。齊藤は「勝つことだけを考えて、結果を残すことだけを考えて試合をしたい」と必勝を誓った。
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