レアル・マドリーのジョゼ・モウリーニョ監督【写真:Getty Images】
レアル・マドリーの元会長であるラモン・カルデロン氏は、現在マンチェスター・ユナイテッドを率いるジョゼ・モウリーニョ監督がいつかマドリーに復帰するという見通しを示した。米メディア『ESPN』のインタビューに語っている。
モウリーニョ監督率いるユナイテッドは現在プレミアリーグで10位と苦戦中。古巣のマドリーもリーガエスパニョーラで7位と低迷し、フレン・ロペテギ監督の解任が噂されている。両クラブが監督交代を決めたとすれば、モウリーニョ監督がマドリーに復帰できるのではないかという予想もある。
モウリーニョ監督自身はマドリー復帰の可能性を否定し、現在の契約が満了する2020年以降もユナイテッドで指揮を執りたいという希望を口にしている。だが、カルデロン氏はモウリーニョ監督の古巣復帰を確信しているようだ。
「今の(フロレンティーノ・ペレス)会長はまだ数年続けると思うが、そうだとすればモウリーニョはここ(マドリード)に来るだろう。間違いない。彼は会長が唯一リスペクトしている監督だ。良くも悪くもね。マンチェスターを去るならもちろんだが、いずれにしても遅かれ早かれここに来ると思う」とカルデロン氏は語った。
カルデロン氏は2006年から2009年までマドリー会長を務めた。その後、二度目のマドリー会長に就任したペレス現会長は2010年にモウリーニョ監督を招へいした。
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