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湘南がルヴァン杯初優勝! 20歳杉岡大暉の強烈弾を守り抜き横浜FM下す

text by 編集部 photo by Getty Images

湘南ベルマーレ
湘南ベルマーレがルヴァン杯優勝【写真:Getty Images】

【湘南ベルマーレ 1-0 横浜F・マリノス ルヴァンカップ決勝】

 JリーグYBCルヴァンカップ決勝が27日に行われ、湘南ベルマーレと横浜F・マリノスが対戦した。

 横浜FMは17年ぶりのルヴァン杯決勝進出を果たし、その2001年以来となる2回目の優勝を狙う。一方の湘南は初の決勝進出。タイトルを争う一戦は“神奈川ダービー”となった。

 ミドルシュートやセットプレーなどで両チームが先制点をうかがう展開の後、前半半ばから特に湘南に決定的なチャンスが増え始める。29分には湘南の梅崎司がスルーパスを受けて裏へ抜け出したが、強烈なシュートはわずかにクロスバーの上へ。

 34分には岡本拓也が右サイドに抜け出してクロス。ファーポストから飛び込んだ山﨑凌吾のヘディングは惜しくも枠を捉えられなかった。

 だが36分には湘南の攻勢が実を結ぶ。敵陣内中央でボールを受けた杉岡大暉が前を向いて持ち上がるとエリア手前で左足一閃。枠を捉えた鋭いシュートはGK飯倉大樹の手を弾いてゴールネットを揺らした。

 同点に追いつきたい横浜FMは後半立ち上がりから仲川輝人やウーゴ・ヴィエイラがゴールに迫るも崩しきれず。湘南も追加点のチャンスをうかがい、梅崎や岡本らのシュートが惜しくも外れる場面をたびたび生み出す。

 横浜FMは人数をかけてエリア内に侵入する形を何度も作り出し、粘り強く守る湘南を崩すことを試みる。78分には今大会最多の8ゴールを挙げている伊藤翔も交代で投入された。

 最後まで必死の攻撃を繰り出し続けた横浜FMだが、湘南が耐え抜いてそのままタイムアップ。湘南がルヴァン杯初優勝を飾り、1994年の天皇杯優勝以来24年ぶりとなるメジャータイトルを獲得した。

【得点者】
36分 1-0 杉岡大暉

【了】

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