FIFAのジャンニ・インファンティーノ会長【写真:Getty Images】
ヨーロッパサッカー連盟(UEFA)は国際サッカー連盟(FIFA)のジャンニ・インファンティーノ会長が新大会提案の可決を推し進めるのであれば、現地時間26日の会議への不参加と議事会のボイコットをすると話したと米メディア『ESPN』などが現地時間の25日に報じた。
インファンティーノ会長の新大会案は昨年2017年を最後に幕を閉じたコンフェデレーションズカップの代わりに、2021年から4年ごとに24チームでFIFAクラブワールドカップを行うというもの。さらに、2年ごとに8か国で行うミニワールドカップの開催も提案した。
日本の通信事業者ソフトバンクが2つの新大会に250億ドル(約2兆8000億円)を出資するとも言われているが、UEFAとFIFAの意見対立が解決されないのであれば出資を取りやめるという。
ヨーロッパクラブ協会(ECA)もインファンティーノ会長の提案に否定的と言うが、FIFAはUEFAを説得し新大会を実現できるのだろうか。
【了】