バルサでの挫折を経て…
ドルトムントに所属するパコ・アルカセル【写真:Getty Images】
FW:パコ・アルカセル(スペイン代表/ボルシア・ドルトムント)
生年月日:1993年8月30日(25歳)
今季リーグ戦成績:4試合出場7得点0アシスト(10月25日現在)
バレンシアで大活躍し、バルセロナ移籍を果たすなどスペイン屈指のストライカーとして名を馳せたパコ・アルカセル。しかし、同クラブではルイス・スアレスらの牙城を崩すことができず、ベンチを温める日々が続いた。そして今季開幕前に移籍を決断。新天地に選んだのは、香川真司も所属するボルシア・ドルトムントだった。
すると、この決断が功を奏し、アルカセルは本来の力を取り戻す。リーグ戦8試合で7ゴールを挙げるなど、驚異のペースで得点を量産。さらに驚くべきはその出場時間数であり、今季のリーグ戦では、まだ126分間しかピッチに立っていない(フル出場もなし)。つまり約18分間で1得点をマークしている計算となる。
その活躍が認められスペイン代表復帰も果たした同選手。今月11日に行われた対ウェールズ戦でも2ゴールをマークするなど、今最もノリに乗っているストライカーだと言えるだろう。
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