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開幕ビックリ選手5人。圧巻の活躍で世界中から大きな注目、今季を彩る数々の名手たち【編集部フォーカス】

欧州各国リーグが開幕を迎え、約2ヶ月が経った。その中で、誰も予想していなかった好スタートを切り、世界から大きな注目を浴びている選手が何人か存在する。今回、フットボールチャンネルでは開幕から好調を維持する選手を、欧州5大リーグの中から1人ずつ選出し、紹介する。

シリーズ:編集部フォーカス text by 編集部 photo by Getty Images

バルサでの挫折を経て…

パコ・アルカセル
ドルトムントに所属するパコ・アルカセル【写真:Getty Images】

FW:パコ・アルカセル(スペイン代表/ボルシア・ドルトムント)
生年月日:1993年8月30日(25歳)
今季リーグ戦成績:4試合出場7得点0アシスト(10月25日現在)

 バレンシアで大活躍し、バルセロナ移籍を果たすなどスペイン屈指のストライカーとして名を馳せたパコ・アルカセル。しかし、同クラブではルイス・スアレスらの牙城を崩すことができず、ベンチを温める日々が続いた。そして今季開幕前に移籍を決断。新天地に選んだのは、香川真司も所属するボルシア・ドルトムントだった。

 すると、この決断が功を奏し、アルカセルは本来の力を取り戻す。リーグ戦8試合で7ゴールを挙げるなど、驚異のペースで得点を量産。さらに驚くべきはその出場時間数であり、今季のリーグ戦では、まだ126分間しかピッチに立っていない(フル出場もなし)。つまり約18分間で1得点をマークしている計算となる。

 その活躍が認められスペイン代表復帰も果たした同選手。今月11日に行われた対ウェールズ戦でも2ゴールをマークするなど、今最もノリに乗っているストライカーだと言えるだろう。

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