爆発中の攻撃力がアトレティコに通用するか
好調を維持しているボルシア・ドルトムント。20日に行われた対VfBシュトゥットガルト戦を4-0で大勝したことで、目下公式戦を5連勝中。9月26日に7-0で大勝した対1.FCニュルンベルク戦で、マルコ・ロイスのセカンドトップ起用がハマり始めると、攻撃陣が爆発。以後、対レバークーゼン戦を4-2、対モナコ戦を3-0、対FCアウクスブルク戦を4-3と、試合によっては失点数が多いのも気がかりだが、ともあれ躍動の日々を過ごしている。6連覇中の王者バイエルン・ミュンヘンを抑え、ブンデスリーガでは堂々の首位に立つ。
そんな勢い盛んな時に迎えるのが、チャンピオンズリーグのグループA第3戦、対アトレティコ・マドリード戦だ。
ミヒャエル・ツォルクSDは、次のようなコメントを残した。
「アトレティコは本当に嫌なチームだ。ここ何年も守備においてヨーロッパではベストのチームの1つで、前線ではアントワーヌ・グリーズマンとサウール・ニゲスを擁し、情け容赦のないクオリティを持っている」
つまり、このタイミングで「何年も守備においてヨーロッパではベストのチームの1つ」に挑むことで、現在のドルトムントの立ち位置を測ることができるのではないか。ブンデスリーガでは先頭を走っているが、バイエルンの不調が重なっている側面もある。爆発中の攻撃力がアトレティコに通用するのか、どうか。
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