スペインから2チームを選出
アラベス(左)とエスパニョール(右)【写真:Getty Images】
エスパニョール
今季リーグ戦成績:2位/9試合5勝2分2敗(10月24日現在)
アラベス
今季リーグ戦成績:3位/9試合5勝2分2敗(10月24日現在)
レアル・マドリーやアトレティコ・マドリーの成績が著しくない今季のリーガ・エスパニョーラにおいて、この2チームが躍進を果たしている。
エスパニョールはリーグ戦9試合を終え勝ち点17を稼いでおり、バルセロナに次ぐ2位に位置している。対するアラベスも同勝ち点を積み上げており、エスパニョールに得失点差で劣るものの3位につけているのだ。
両者に共通して言えるストロングポイントが守備である。前者は過去5シーズンのリーグ戦で50失点以上喫したのはなんと4回。しかし今季はリーグ戦9試合を終え7失点と、守備面が大幅に改善されている。後者はエスパニョールより1失点多い8失点をここまで喫してはいるが、複数失点を喫したのは開幕節のバルセロナ戦と第7節のレバンテ戦のみだ。第8節ではあのレアル・マドリーを無失点に抑え、1-0で勝利するなど大金星を挙げている。
今後も安定した守備を誇ることができれば、3強の壁を打ち崩すかもしれない。レアル・マドリーなどが調子を取り戻す前に、勝ち点をさらに稼いでおきたい。
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